2018年3月27日火曜日

分譲住宅や住宅展示場の表現に便利な機能。建物シンボル


住宅展示場のような、一つの区画にいくつも物件があるようなプランは書けますか?という質問をたまに頂くので今回はその方法をご紹介しようと思います。

前提として、ウォークインホームは一つの敷地に一つのプランが原則です。(もちろん、書ける事は書けますが、自動生成などに不具合が出ます)

そこで分譲住宅や住宅展示場などを書く場合で、似たようなプランが並ぶ場合、「建物シンボル」という機能を使います。もちろん日差しのシミュレーションをする為の隣家の配置などにも使えます。

一度、作ったプランをシンボル(家の形のパーツ)として登録し、エクステリアなどのように配置するイメージです。

まず普通にプランを作成します。もちろん隣のアパートや家のプランでも構いません。基本的には内観の作りこみなども必要ないと思います。




敷地のレイヤーに行き、「方位」大アイコンから「敷地基準」と「建物基準」を順に入力します。


上部メニューから「ツール」→「建物シンボル作成」を選択します。


「室内データを作成する」と「テクスチャのUVマッピングを考慮する」については、なんだかわからない場合はチェックをつけておきましょう(ただし若干、処理が重くなるので注意)。解像度は「200」のままで大丈夫です。「ファイル名」横の「...」をクリックします。


ファイルの名称設定が出てくるので、任意の名前をつけます。


元の画面に戻るので、「作成」をクリックするとシンボルが作成されます。完了後、特に何もメッセージが出ないのでご注意下さい。


作ったシンボルの読み出し方法は、敷地レイヤーで「その他」大アイコン→「建物シンボル」をクリックします。



プロパティの「ファイル名」横の「...」をクリックします。先ほど作成したシンボルファイルがあるので選択して「開く」をクリックして下さい。


あとはエクステリアなどと同じ要領で配置を行います。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
木建市場では、ウォークインホームのスキルアップスクールを、毎月・東京と大阪で開催しています。
「会社に新人が入ったので覚えて欲しい」「ウォークインホームを触ったことがない」「単発で参加したい」「希望の就職先で使っているので個人的に習得したい」という方も大歓迎です。

■スクールの様子はこちら→ http://d.hatena.ne.jp/mokken/
■日程カレンダーはこちら→ http://www.mokken.com/cgi-bin/calender/calender.cgi
■スクールお申込みフォームはこちら→ http://walk-in-home.net/beginner.html
※お電話、直接のメールでのお申込みも可能です。不明な点はお気軽に、お問合せ下さい。042-208-3250「ウォークインホームスクールの件で」とお伝え下さい。
■ また「入門スクール」「設計図書スクール」「個別訪問スクール」などの内容も、ご希望に応じて開催可能です。

【スクールに関するお問い合わせ】
 株式会社木建市場(TEL:042-208-3250/E-mail:info@mokken.com)までお気軽にご連絡ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿